ジョジョ

ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッドの感想を述べてやりたいんですが、構いませんね!!










この日記を読み続けるってことは、あなた、ネタバレがあるかもしれないという覚悟があって読んでるんですよね?
さて、映画なんですけど、エヴァンゲリオン以来の立ち見だった。
舐めてた。ジョジョの映画を舐めてた。


さて、始まりはやっぱりアステカ文明の石仮面の儀式からでしょう。
血は命なり――――――ッ!!ってね。
まぁ、ツェペリさんが崖の上でトンペティ老師に波紋修行の申し込みしてるとこからでしたがね。
トンペティ老師の顔、誰やねんて感じやったけど……。


ディオがジョースター家に来た時にダニィを蹴り飛ばす有名なシーン。
あれはダニィがディオに走り寄った際に蹴り飛ばすんです。
ジョナサンは知らない犬が突然飛び掛ってきたら誰だってビックリしてしまうということで納得する。
だが、この映画。
ダニィの前を歩いて、イキナリ蹴飛ばす。こんなのディオじゃない。
ディオの度重なる嫌がらせにより荒む心。その心を癒す存在になるエリナとの初対面シーンがカットされていた。
大事なシーンですよ。殴られるの分かっててハンカチを出すシーンは。
枕に針が仕込んであったり、ジョナサンの部屋を荒らして時計とペンダントを持ち出してたり。
母親の写真にバッテン印つけたり。
ディオはそんなあからさまにはやらない。
漫画では、時計を持ち出すだけ。
部屋で時計を探しているジョナサンの元へ、時計を持ったディオが現れるのだ。
で、時計を持っていないから貸しといてくれって言う。
そこであの時計はもう戻ってこない気がする。
壊れるまで……。
という流れ。本来はね。
ジョナサンをとことん孤独にする為に、エリナにキスをするディオ。
取り巻き二人が、さすがディオ!
俺たちに出来ないことを平然とやってのける!
そこにしびれる、憧れるぅッ!!
ってなるんだが、取り巻き二人がいないので、無し。
ダニィとエリナの件でディオを殴りに行くんだけども、君が泣くまで! 殴るのをやめない!も無かった。


前情報としてスピードワゴンが出てこないのは知ってたが、やっぱ悲しい。


屋敷内でディオが警官に囲まれた時も、本来は自首しに帰ってきたと言う筈が、石仮面を返したいとかほざく。
何だその意味の無い変更は。


吸血鬼と化したディオとの決戦後、ツェペリが病院へジョナサンを運ぶ。何でやねん。
本来、修行中のジョナサンの元へワンチェンがやってきて返り討ちにして逃がす。
そしてディオの居場所を付き止めるんだが、病院にやって来たワンチェンがウインドナイトロッツでディオが待ってるとか言う。
どんだけショボイ脚本やねん。

ウインドナイトロッツからはシナリオ激変。
てか、切り裂きジャックはカットされてました。
ブラフォードとタルカスに至っては、雑魚扱いです。
この変はもう、出来の悪さに眠くなってきてたんで、気が付いたら多くのゾンビと共々出てきてたって感じです。
ツェペリさんは剣を使ってディオと戦うし、ディオは身体を凍らして波紋を防いでるし。
いやいあ、自分を凍らせたりしないだろう。殴ってきた腕を凍らすんですよ。
おまけに、ツェペリさんが波紋入りの薔薇をディオに!
波紋入りの薔薇は痛かろうって言うダイアーさんの素敵台詞が奪い取られました。
一番最悪なのは、ツェペリさんから最後の波紋エネルギーを受けついだジョナサンがディオを一撃で撃破。
いや、気化冷凍法を無視!?
ほんとやだ。
ワンチェン役の井戸田氏もダリオ・ブランドー役の小沢氏もへたくそだったし。
因みに、物語は続く的な終わり方しやがった。
お願いですから、第2部をアニメーション化する際には別の方々でお願いします。
名台詞をカットしまくった所業、許すまじ!